上差込風車式とは

「上差込風車式」とは「上面を差し込み」「底面を構成する4つの面を組み込んで」組み立てる形式のダンボール箱です。
先にご紹介した上差込下組式とよく似ていますが、組み立てた状態の底面が風車のような形状になる点、そして高さがあり、細長い形状になっている点に大きな違いがあります。
底面が組込式となっているため頑丈で、重量のある品物を入れても持ち堪えることができる点が最大のメリットと言えるでしょう。
また、底面は組込式と言っても順不同に折って押し込むだけなので、組み立てに時間や労力がかからないのも嬉しいポイントです。
この形状のダンボール箱が最もよく使われているシーンと言えば、ワインや日本酒など瓶に入ったアルコール類の梱包・輸送が挙げられます。
包装紙を直接巻けば、贈答用のラッピングとしても用いることが可能です。
ただし、底面を押し込んで組み立てる形式上、必ず「立方体」でなければならない上に、内部の底面に凹凸が生じることから、使用用途が限られてくるのも事実と言えるでしょう。
ある一定の分野で、着実な地位を築き上げているダンボール箱であると考えると、なかなか感慨深いものがありますね。
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